白岩先生の植物教室 マツ
2.クロマツ (2) クロマツの実生

(3) 松ぼっくりって何ですか
  • めばなの多数のりん片が寄り集まったものです。
     
  • めばなの花軸大胞子葉がいっぱいついたものです。
  • 花粉のついためばなは次の春まで大きくなりません(写真右)。
     
  • めばなの中のようすを見ると、花の集まりであることが分かります(写真下)。

[めばなの中のようす]

[次の年を待つめばな、1999.12.10.]



  • 1年後の春を過ぎると松ぼっくりは青くなります。
[灘、六甲山、1997.5.30.]



  • めばなに入った花粉が受精すると、めばな(球果)は大きくなってきます。つまり受精まで13カ月かかることになります。
[2000.5.27.]


  • 10月ころ熟すと果鱗(かりん)が木質化して黒褐色になり、やがて開いてきます。
     
  • 開いていくにつれて松ぼっくりは下を向いていきます。

[灘区六甲山、2001.11.20.]


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